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2005/04/28 |
雫石高級時計工房の櫻田守氏が黄綬褒章を受章 〜高級機械式腕時計の組立技能の確立と継承に貢献〜
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セイコーインスツル株式会社(略称:SII、社長:茶山幸彦、住所:千葉市美浜区中瀬1-8、Tel:043-211-1111)社員で雫石高級時計工房(注1)に所属している櫻田守(さくらだまもる)氏が、平成17年春の黄綬褒章を受章することとなりました。同章は長い間職務に励み国民の模範になると認められた人に与えられる褒章です。尚、褒章伝達式は5月27日の予定です。
櫻田氏は1965年、第二精工舎(現セイコーインスツル)入社以来、一貫して機械式腕時計の製造、組立に携わり、その技能を確立するとともに、後進への指導育成にも多大な業績を残しました。機械式腕時計の中でも特に薄型ムーブメント(時計の駆動部)(注2)は、わずかな部品の歪みや誤差などで動作しなくなることから最も難易度が高いものとされ、その組み立てには高い技能が求められます。櫻田氏は、厚さ1.98mmの極薄ムーブメント(注2)を手作業により100分の1ミリ単位で部品補正を行いながら、歯車輪列のガタ量を合わせ込み、精度を確保して組み立てる技能を有しており、業界の第一人者と評されています。尚、櫻田氏はその技能により平成11年には厚生労働大臣から卓越技能賞(現代の名工)も受賞しています。
当社は高級機械式腕時計を部品から完成品まで一貫製造できる日本唯一の会社として、今後も製造にかかわる技能開発、継承に努めていきます。
(注1)雫石高級時計工房:手作りによる高級腕時計の製造を目的とした工房。2004年9月、腕時計の製造を行っているSII子会社の盛岡セイコー工業(株)内に開設。
(注2)極薄ムーブメント:SIIの代表モデルは「68系」と呼ばれており、その厚さはわずか1.98mmという世界有数のムーブメントです。このサイズの中に100を超える部品が手作業で組み込まれています。また単なる薄さだけでなく、衝撃からメカを守るダイヤショックなど独自の機構により長期間の使用にも配慮しています。68系ムーブメントはセイコーウオッチ(株)から発売されている高級腕時計CREDOR(クレドール)に搭載されています。
以 上

 セイコーインスツル株式会社 総合企画本部 広報グループ 井尾、八高 Tel:043-211-1185
盛岡セイコー工業株式会社 総務課 国保(こくぼ) Tel:019-692-3511
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